小2の部|村上和歌子先生の講評毎日新聞社 北海道事業グループ1 時間前読了時間: 2分第45回毎日こどもピアノコンクール本選会を終え、当番審査員の先生に各部門の講評をお寄せいただきました。本選会 審査講評|小学校2年生の部当番審査員 村上和歌子先生本選会ご出場おめでとうございます。小2本選は、71名の大変素晴らしい演奏を聴かせていただきました。参加要項が発表されてどの曲にしようかと決めてから、予選・本選のステージに向けて暑い中もどれだけ頑張ってきたのかと思うと、どの方にもそれぞれの物語があり、全員の皆様を心から称賛します。ピアノへの関わり方もそれぞれですし、日々あらゆる誘惑もあります。毎日何かと忙しい子どもたちが、その中でもピアノに親しみ向き合ってくれますことは尊いです。ご本人は勿論のこと、ご指導される先生、ご家族の皆様の支えやご協力があるからこそです。ありがとうございます。小学2年生は、無垢な可愛さと今後の成長へどう伸びていけるか楽しみな時期でもあります。大変良いご指導を受けられていて、テクニックにも余裕がある方が沢山いて流れもありました。ご自宅での練習時にも、拍子を失わないこと、音数の多くない曲にこそ1音1音の意味や色にこだわってみてください。裏拍まで聴いて、感じて、音同士の間に見えてくる世界があるかもしれません。音楽の立体感を出せるような緻密な過程、長く向き合う曲にどれほど魅力的なアプローチができるか、一見面倒な練習こそ、仕上がりの高さに繋がる最短ルートです。そして、ホールのピアノは音がよく鳴ります。その場で出会うピアノをコントロールすることは難しいですが、大きなピアノやホールでの響きを想定した練習を取り入れることが大切です。自分が出す音の先まで聴いて、その音はどこへ向かっているのか。耳を研ぎ澄ませてみてください。コンクールはあくまでも成長の通過点で、学びのステージでもあります。どのような形でありましても、これから先にもピアノ・音楽がある彩り豊かな人生でありますように。そしてこのコンクールの経験が自信、励み、勇気、奮起となり前進する力となりましたら、一審査員としてこんなに嬉しいことはありません。第50回の大きな記念年も待っています。毎日こどもピアノコンクールの輪がますます広がり、来年も多くの皆様のご参加を楽しみにお待ちしています。▶ 各部門の審査講評まとめページはこちら