NPO法人 札幌室内歌劇場が手がける「手のひらオペラ」シリーズ No.7-8は、
チャイコフスキー作曲のオペラ「盲目の姫 イオランタ」を上演します。
バレエの名作「くるみ割り人形」の同時上演作品として書かれた、
クリスマスシーズンにふさわしい愛と奇跡の物語です。
日本語上演で 子どもから大人まで楽しめます。ぜひお出かけください。
札幌室内歌劇場 手のひらオペラ No.7-8
盲目の姫 イオランタ
2024年12月10日(火)18時30分開場/19時00分開演
2024年12月13日(金)18時30分開場/19時00分開演
札幌市時計台ホール(中央区北1西2)
料金/一般 4,000円/学生 3,500円 ほか
問い合わせ・チケット予約は札幌室内歌劇場(011-211-0471)
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<出演>
盲目の姫イオランタ:五十嵐麻実 Sop(10日)土本麻生 Sop(13日)
騎士ヴォデモン:青山壮汰 Ten
父王レネ:則竹正人 Bar
医師ハキア:川名祐紀子 Sop(10日)橋本卓三 Ten(13日)
乳母マルタ:萩原のり子 Sop
女官ラウラ:金井知那実 Sop
女官ドロテア:倉本真理 Sop
女官ブリギッタ:千葉万里奈 Sop
語り・騎士ロベルト:田中千絵子 Sop
土屋益子 pf
藤田淳子 Vc
アンサンブル指揮:時岡牧子
音楽監督:岩河智子
演出:中津邦仁
<あらすじ>
イオランタ姫は生まれたときから目が見えなかった。それを哀れんだ父親のレネ王は、森の中に秘密の城をつくり、姫が自分が盲目であると気づかないよう育ててきた。城のなかで乳母や女官たちと不自由なく過ごすイオランタ姫は、しかし、次第に何かが足りないことに気づきはじめる。医師ハキアは「イオランタ自身、目が見えないことを知るのが治療の条件だ」とレネ王に言う。しかし、むごい真実を知らせるのは可哀そうだと考えた王は、治療をあきらめる。騎士のヴォデモンが森に迷い込み、レネ王の秘密の城にたどり着く。一人眠るイオランタに出会ったヴォデモンは、やがて彼女が盲目であることを知る。神と光についての対話を重ねるうち、二人の心は強く惹かれあう。イオランタは、光と愛を教えてくれたヴォデモンのために治療を受ける決心をし、医師ハキアにすべてを委ねる。治療は成功し、目が見えるようになったイオランタにレネ王は、これから姫とこの国を守るのは騎士ヴォデモンだ、と宣言し、皆は神に感謝を捧げる。大きな秘密が取り除かれたこの国は、今、光(神の愛)に包まれる。
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